株式会社Aestaの経営理念は、ビジョン、ミッション、パーパス、コアバリュー、行動指針の5つで構成されています。私たちの目指す最終ゴールはビジョンの達成です。そのために、他の4つの要素が階層となっているという構成になっています。

株式会社Aesta 代表取締役の夏井大輝です。第二創業期を迎え、ウェルネス専門商社として事業を展開してきまして、おかげさまで少しずつですがお引き合いをいただけるようになってきました。

ここからさらに成長するためには、同じ想いを持つ仲間が増えたときのために、私たちはどこを目指していくのか、改めて会社としてのビジョン（ゴール）をしっかりと定め、今のタイミングで言語化しておく必要があると感じ、考え抜いたうえで経営理念を策定し直しました。

そのために、パナソニック（Panasonic）創業者の松下幸之助さん、ファーストリテイリング（ユニクロ）の柳井正さんの本などを読み漁りました。共通していたのは「使命感を持つこと」「経営理念を定めること」「ゴールを決めること」で会社の成長速度が全く異なるということでした。

私自身、経営理念を定めてから、日々の行動が変わりました。策定の際に、特にこだわったのは「一貫性」です。また、てにをはレベルまで言い回しを比較検討して、最適だと思うものを選びました。私たちの経営理念に共感し、力を貸してくださる方、協業してくださる方に届いて欲しいと思い、この場を借りて発表させていただきます。

定義

ビジョン：未来の理想の状態を描き、企業が目指す長期的な目標
ミッション：現在の事業活動の目的や役割
パーパス：社会的な価値や貢献を強調した、企業の根本的な存在意義
コアバリュー：企業や組織の根本的な信念や価値観
行動指針：コアバリューに基づき、具体的な行動や態度を示す、社員がどのように仕事を進めるべきかを明確にする指針

ビジョン

「人生100年を、ウェルビーイングな世界にする。」

1800年代には、人間の世界平均寿命は30歳に満たない水準でした。しかし、医療やテクノロジーの進歩により、新生児や出産女性の死亡率が大幅に低下し、がんや感染症の治療法が増えたことで、現代の世界平均寿命は70歳を超えています。この劇的な進展は、人間の寿命が2倍以上に延びたことを示しています。2050年までには、平均寿命が70代後半に達することが予想されています。

特に日本は、世界一の長寿国です。「人生100年時代」と呼ばれる現代において、これからは人間の生物学的な寿命の限界※を考えると、この100年をさらに延ばすことよりも、その質をどのように充実させるかが最も重要だと考えています。日本は経済的に豊かでありながら、主観的な幸福度が低い水準にあるため、まずは国内の状況を改善することが急務です。

※現在の科学では、人間の生物学的な寿命の限界は120歳とされています。

一度きりの人生を最大限にウェルビーイングなものにすることは、創業者自身のテーマでもあります。私たちはこのビジョンの先頭に立ち、日本から世界へと広げていきます。

100年のウェルビーイングな人生を送れる人が増えれば、健康寿命の延長と医療費の削減、労働生産性の向上、社会的コストの削減、精神的健康の向上、そして社会的安定など、社会全体に多大なプラスの影響をもたらすと信じています。私たちはこのビジョンを実現し、世界に貢献してまいります。

ミッション

「健康を基盤としたウェルビーイングの実現を目指し、持続可能で人々の充実感を向上させる商品とサービスを提供する。」

私たちが考える、健康を基盤としたウェルビーイングを図で表すと以下のようになります。OECDが発表しているBetter Life Index（BLI：より良い暮らし指標）を構成する11の柱は並列関係にありますが、私たちは健康が基盤となり、その上に社会的つながり、環境、ワークライフバランスなどが築かれることで、主観的幸福度が増していくと考えています。

まずは「健康」を中心に据え、商品やサービスを展開するウェルネス専門商社としてスタートします。その後、健康以外の10の領域のうち、特に日本でスコアの低い領域に焦点を当て、新事業を立ち上げることで、総合ウェルビーイングカンパニーへと発展していきます。

また、地球の「健康（持続可能性）」も私たちの関心事であり、例えば地球温暖化の対策や、海洋汚染の対策に取り組んでいきます。人間だけが充実すれば良いという考えではなく、私たちが住むこの地球の環境がウェルビーイングになることを目指して事業を展開していきます。こうして、最終ゴールであるビジョンの達成を目指していくことが、私たちの日々の使命です。

パーパス

「アクティブで前向きなライフスタイルに導き、皆さんの毎日を明るく照らし続ける。」

私たちの定義する「健康」とは、アクティブで前向きなライフスタイルに基づくものです。そして、私たちの役割は医療の提供ではなく、病気や怪我の予防を含めた生活の質の向上にあります。優れた生活習慣を取り入れ、ときには自分の体力に見合ったスポーツを楽しみ、家族や仲間と楽しい時間を過ごし、自分の仕事にやりがいと生きがいを感じられる、そのような状態こそが真の健康だと考えています。

この健康を基盤に、毎日が明るく、充実した状態がウェルビーイングを指します。私たちは、その場所へ皆さんを導く太陽のような存在でありたいと考えています。そして、もし日の当たらない場所にいる方がいれば、その方々を支援し、少しでも明るい日々を提供したいと強く願っています。思慮分別があり、善行を絶やさないすべての人が、すべての人が幸せを追求できると信じております。私たちは輝きを保ち、世界を明るく照らし続けます。

コアバリュー

「一度きりの人生を、最高に輝かせる。」

現代社会では、医療や技術の進歩によって人間の寿命は延びましたが、それでも命は有限です。私たちは、この限られた時間をいかに充実させるかが、最も重要であると考えます。一度きりの人生だからこそ、毎日をウェルビーイングで満たし、最大限に輝かせることが人間の本質的な欲求です。

Aestaは、お客さま、仕入れ先、株主を含むすべてのステークホルダーに対し、価値を提供し続けます。同時に、社員一人ひとりの人生が最高に輝く環境を整え、共に成長し、喜びを分かち合える企業文化を育みます。そして、このコアバリューを中心に据えた行動を日々実践し、ビジョンの達成を目指してまいります。

行動指針

「お客さま第一（Customer First）」

「本質の追求（Pursuit of Essence）」

「善行の循環（Loop of Goodwill）」

「迅速な行動（Speed of Action）」

「主体性の発揮（Ownership and Initiative）」

「挑戦と成長（Challenge and Growth）」

「健幸な経営（Wellbeing Management）」

最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。私自身、物心ついたときから野球をやり、今ではサーフィン、ゴルフ、筋トレを趣味にアクティブに楽しく生きています。

私自身も100歳まで健康寿命を保ち、ウェルビーイングに生きることを個人的な目標としてまして、夢は100歳で最高齢のサーファーとしてギネス記録を塗り替えることです（※現在は日本人男性89歳が所持）。

そして、このAestaの事業を私の生きがいとし、目指すべきゴールに向かって突き進み、成長していくことを楽しみたいと思います。行動指針の２～６は、仕事のみならず人生を豊かにすると考える行動を入れております。

株式会社Aestaの目指すべきゴールに共感いただけましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。将来、Aestaのメンバーとして一緒に仕事がしたいという方、協業をご検討くださる方（法人様含む）、いつでもご連絡をお待ちしております。