ウェルビーイング設計図(夏井大輝 著)

ウェルビーイング設計図

〜たった1枚の図で最高の人生はデザインできる〜

「ウェルビーイングとは何か」を凝縮した一冊です。

15,000以上の文献研究と、1,000名を超える経営者との対話から導き出した、人生を充実させる原理原則を体系化しています。

Definition

本書が提唱するウェルビーイング

ウェルビーイングとは、健康を基盤に、自由とウェルネスが調和し、人生を充実感で満たし続けること

ウェルビーイング設計図

ウェルビーイング設計図

本書の核心は、「自由」と「ウェルネス」の関係を一枚の図に体系化した「ウェルビーイング設計図」です。健康基盤・選択実行・選択拡張という3つのフェーズを経るにつれて、人生における選択肢の多さ(自由度)が広がっていく構造を示しています。

自由

自由とは、自分の意思で選択できること。選択肢の多さそのものではなく、「本当に選びたいものにアクセスできる状態」を指します。

ウェルネス

ウェルネスとは、全方位的な健康状態につながる活動・選択・ライフスタイルを、積極的かつ意識的に追求するプロセスです。本書では身体的・感情的・精神的・知的・社会的・経済的・職業的・環境的ウェルネスに加えて、「時間的ウェルネス」を新たに提唱しています。

調和

「自由(選べること)」と「ウェルネス(全方位的な健康を追求するプロセス)」の順番に関わらず、相互に補完し合って、より良い状態(ウェルビーイング)を目指していくことを表す言葉。

充実感

本書では「幸福(Happiness)」ではなく「充実感(Fulfillment)」という言葉を使います。感情・成長・意義という3つのカテゴリ、10の主観的な感情として体系化しています。

Origin

なぜこの本が時間心理経営®の原点なのか

本書の第4章では、「時間的ウェルネス(Temporal Wellness)」という概念を提唱しています。人生とは時間の積み重ねである以上、抽象的なウェルビーイングを語るうえで、本書は「時間」を重要な切り口としています。

この時間的ウェルネスを追求する中で生まれたのが、「時間心理学」です。時間心理学とは、時間の管理術ではなく、人間が時間をどう捉えるかによって行動が変わるという、普遍的な心理メカニズムを解き明かす学問です。人は意味を感じない時間を使い続けることができない。これは個人の性格や意志の問題ではなく、誰にも例外なく作用する人間の根源的な欲求です。

そして、この個人の「時間の質」を高める原理原則を、組織・経営に実装したものが『時間心理経営®』です。

PUABフレームワーク

Purpose目的意識

時間の意味・重要性に対する判断軸(価値観)があるか

Use使い方

その時間に意味・重要性を感じられているか

Autonomy自律性

与えられた時間の中で、自分で選択できているか

Balanceバランス

自分にとって最適な時間配分を保てているか

For Executives

経営者こそ読むべき理由

組織の最小構成単位は、個人です。そして、どんなビジネスも、最終的に意思決定を下すのは一人ひとりの人間です。だからこそ、経営者が個人のウェルビーイングを深く理解することには、非常に大きな意味があります。

人間がどのような状態のときに意欲が湧き、どのような環境で行動変容が起きやすいのか。その原理原則を知ることで、エンゲージメントを高める施策も、社員が自ら進んで行動する仕組みも、お客さまの購買行動も、逆算して設計しやすくなります。

実際、ウェルビーイングの高い従業員は生産性が平均で31%、売上が37%、創造性が3倍高いというデータがあります。しかも、複数の研究を統合して分析するメタ分析から導き出されており、信頼性の高いデータとして広く引用されています。

ウェルビーイングの高い従業員のデータ

生産性

+31%

売上

+37%

創造性

3

出典:『ハーバード・ビジネス・レビュー』2012年5月号

つまり、人への深い理解が、そのまま経営の成果につながることが科学的に証明されているのです。

Achievements

実際に得られた成果

Amazonカスタマーレビュー 4.9(5段階評価)
Amazon「時間管理」カテゴリ ベストセラー1位
※2025年12月4日時点

再現性高い行動変容

読者の少なくとも3人に1人が、読了後に運動習慣を開始しました。 ※弊社調べ

リピート購読者続出

「人生のバイブル」と評され、迷ったときに繰り返し立ち返る本として読まれています。

専門家からの支持

経営者・心理学研究者、理学療法士など、各分野の専門家からも高い評価を得ています。

Reviews

読者のお声

一部抜粋のうえ、匿名にて記載しております。

この本から得た気づきは、組織の在り方にも通じるものだと感じます。従業員が自らの人生のボトルネックを解消し、働きがいを見出せる環境は、結果として離職率の低減と生産性の向上という確かな成果につながると思います。
Amazon読者
私は個人と組織のパーパスの重なりを非常に重視していて、本書は時間の質を高めるにはまずパーパスが最優先と言及されている点がよかったです。そして、学術的な理論に留まらず、実装方法まで体系化されていて素晴らしい。
40代男性
経営者
体も心も、本当は“日々の小さな気づき”の積み重ねで未来が変わる。それを“当たり前の文化”にするためには、経営者や組織のリーダーがまず自ら体現することが必要だと感じます。健康経営を形骸化させないために、特に経営者は必読だと思います。
30代女性
経営者・理学療法士
本書には著者の実体験から得た主観だけで結論を導き出すのではなく、科学的な研究を複数引用してフラットに書かれている点がすごく読みやすかったです。研究で言うと、エビデンス力が高い「メタ分析」に近いと思います。
30代男性
経営者・フレイル研究者
幅広い人にとってのより良い生活とは何か、じっくり考えられた書籍でした。時間の捉え方という切り口で心理的な状態を説明する、さらには量や質という両方の側面にフォーカスを充てているところに、面白さと新しさを感じました。
30代男性
経営者・心理学研究者
10年以上前、健康経営やウェルビーイングをテーマに研究をしていました。当時、情報収集に大変苦労しましたが、本書があれば、どれだけ救われていただろうと強く感じます。ウェルビーイングという抽象的な概念が、明快に言語化されています。
30代男性
会社員(健康経営研究)
「健康→時間→お金」という流れが「健康基盤→選択実行→選択拡張」でまとめられた点が秀逸だと思います。これらを逆ピラミッドで、特に時間にウエイトを置き、独自のフレームワークを作ったのは独創的です。
40代男性
経営者
タイトル通り、ウェルビーイングに必要な要素が全て「1枚の設計図」にまとめられているのはすごいです。自分が今どこにいて、何が必要で不要なのか立ちかえられる、人生の辞書のような本です。
40代女性
経営者
自分の価値観や生き方を見直し、「これからどう生きるか」を真剣に考えたい方にとって、確かな羅針盤となる一冊です。迷ったときに何度でも立ち返ることができる、信頼感のある人生の伴走者のような存在になるでしょう。
60代男性
書評ブロガー
この本を読んでからフィットネスジム通いを開始し、ベンチプレスが80kgまで上がるようになり、今は100kgを目指しています。
40代男性
会社員
構造的に設計された本で、体系化された知識になっていますが、個人的にこの本の魅力は16歳の頃から筋トレを続けている著者の継続の姿勢だと思います。日常のちょっとした時に筋トレをはさむようになり、習慣化されてきました。
40代女性
経営者
オーディオブック版を聞き終え、屋外でのウォーキングやランニングを開始しました。ウェルビーイングへの関心も高まり、関連ワークショップにも参加しています。
40代女性
個人事業主
この本を読んでから、休みの日にずっとゴロゴロしていることが少なくなりました。運動が漠然と健康にいいという理解から、なぜいいのかまで腹落ちできました。
30代男性
会社員
ウォーキングとストレッチを始め、妻とジムに通うことにしました。改めて私に、独立して挑戦したいという夢を思い出させてくれた本です。
30代男性
会社員
人生の半分もの期間トレーニングを習慣としてきた筆者の経験に基づく食事とフィットネスに関する知見は圧巻。とにかく身体から変えるアプローチを実践中です。
30代男性
個人事業主
Book Info

書籍情報

出版社株式会社Aesta
著者夏井 大輝
出版日2025年9月
ページ数482ページ
定価1,980円(税込)